「明治150年」陸奥宗光伯 -新国家への夜明け-

陸奥宗光伯 生誕174年

 

 

平成30年7月7日 土曜日 午前10時より(約45分予定)

どなたでも参列していただけます。参列者で、質素に生誕祭を行います。

祭祀の後、当会より陸奥宗光伯の講話(15分ほど)をお話しさせていただきます。

主催:「陸奥宗光外務大臣」の功績を教育に活かす実行委員会

 

竈山神社 和歌山市和田438 和歌山電鐵貴志川線「竈山駅」徒歩10分

ご案内 https://itp.ne.jp/info/301791925300000899/shop/

 

「明治150年」を記念して、本年度より陸奥宗光伯の誕生日〔弘化元年(天保15年)7月7日誕生〕に「生誕祭」を行うことに致しました。

陸奥宗光伯はわが国を守るために新国家への基礎を創り、病の身をいとわず不平等条約の改正、日清戦争の処理、三国干渉等の国務に務めました。まさに命を削って、日本を夜明けへと導いた姿は、竈山神社のご祭神 彦五瀬命が国造りのために御命を捧げられ、建国の礎となられた御姿と重なって観えるのです。

「身を殺して仁をなす」。日本国のあけぼのを築かれた彦五瀬命をお祀りする竈山神社で生誕祭を行う所以です。

 

 

竈山神社は、神武天皇の長兄彦五瀬命(ヒコイツセノミコト)を祭り、「古事記」「日本書記」に記されている古社として崇敬を集めており、日前宮、伊太祁曽神社とともに「三社参り」の一つに数えられています。
命名では神様とお子様の御縁を結び、無事に産まれた感謝の気持ちと健やかな成長を御祈願致します。

 

由緒
 このお社は彦五瀬命(ヒコイツセノミコト)を祭ります。命は第一代神武天皇の兄君で、大和平定の途中戦傷、雄水門(ヲノミナト)で亡くなられ竈山(カマヤマ)に葬られました。今から千年程前の国の法律である延喜式の神名帳に「紀伊国名草郡 竈山神社」とあり、古くから官幣に与る皇室御崇敬の大社でありました。
 しかるに、天正十三年豊臣秀吉が根来寺を伐った時の兵禍により、社地社領を没収され、社殿を始め宝物・古文書など一切を失ひましたが、寛文九年和歌山城主徳川頼宣が再建、歴代の尊崇を捧げました。
 明治十八年四月二十二日官幣中社に列せられ、大正四年十一月十日官幣大社に昇格、昭和十三年には国費及び崇敬者の献資を以て、社殿を造営し境内を拡張して現状となつてゐます。大東亜戦争は、人種的差別の撤俳に近づき、東亜諸国の独立といふ大目的を遂げた点で成功と申せませうが、我国自体は敗戦の惨苦を具さになめさせられました。「身を殺して仁をなす」とはこの事です。日本の国のあけぼのに、五瀬命のお示しになつたのもこの事です。
 寛政六年の冬、本居宣長はこの社に詣で
「をたけびの かみよのみこゑ おもほへて あらしはげしき かまやまのまつ」
と詠まれました。

竈山の岩根に鎮まります御神霊は、この日本の基礎であると共に、永久に世界の安定と発展とをお守り下さることでせう。
(竈山神社御由緒より)

 

 

 

下記は、彦五瀬命の2680年の命日にちなんだ「雄誥(おたけび)祭」が行われた折りの産経新聞の記事です。

https://www.sankei.com/west/news/180509/wst1805090019-n1.html