⦁ 2021-02-11(木) 14:53
建国記念の日の今日、和歌山市の伊太祁曽神社ではこの日を祝う「紀元祭」が営まれました。
伊太祁曽神社の紀元祭では、氏子など参列者がお祓いを受けたあと、木の神様「五十猛命」を祀る本殿で、奥重視宮司が祝詞を奏上しました。
建国記念の日は、日本の初代天皇、神武天皇が即位した日と古事記や日本書紀が伝えていて、建国を偲び国を愛する心を養うためとして、昭和41年に国民の祝日に加えられました。
紀元祭は、この日が過去に紀元節と呼ばれていたことに由来し、全国各地の神社で行われています。
祝詞奏上のあと、神楽が奉納されたほか、参列者全員で「紀元節の歌」を歌い玉串を奉てんして建国を祝いました。
紀元祭の後、本殿横の常盤殿では、現在の白浜町の太刀ヶ谷神社に神武天皇が立ち寄り戦勝を祈願したといわれる地元に伝わる伝承をテーマに、太刀ヶ谷神社奉賛会会長の立谷誠一さんが講演しました。

歴史書にない伝承話 伊太祁曽神社で講演